多摩グリーンボランティア森木会
      え ん そ く 日 記 2014年5月24日(土)

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今回は小野路(おのじ)散策。
10名が参加。
遠足担当のOさん企画/調査のもと 町田市の小山田緑地へ車で到着。
ヤブデマリの迎えを受け…

緑地内でお弁当。
頭上にはエゴノキの花が満開。

今日のコースはこちらです。


13:30、満ち足りて出発。

田んぼは
田植えの真っ最中。
上の田の人達は
機械の植え残し手当でしょうか。

脇溝では
ハクセキレイが入浴中。


バス通りを渡って谷戸入口へ。

先行組が農家の方と
何か話しています。
この田んぼはまだ田植え前。
おや、何かいるようです。

カルガモのペアですね。
水面下でお食事中。


立派なバイオトイレがあります。
訪問者が多い証拠。
おが屑と微生物で分解する
優れもの

畑の脇を行きます。
小麦とエンドウでしょうか。
サツキにカラスアゲハが来ています。


谷戸の奥へ向かいます。
「谷戸(やと)」とは、丘陵地が浸食されて
できた谷のこと。
色づく前の麦が美しく広がります。

足元には湧き水の小川が流れ、
土留めには木の枝が使われています。

左手にはコゴメウツギの小さな花。


キショウブのひとむらでワンショット。
(でも外来植物です。)

スイカズラにクマバチが、
その先にはユキモチソウが。忙しい!


あぜ塗りが見事に出来た田んぼ。
これから代掻きでしょうか。


これは楽しい!
遊び心を満喫されているようです。


作業中のグループがちょうど
休憩に入ったところ。
「まちだ結の里」の皆さんです。
あいにく時間がなく、
お話を聞けませんでした。


植える前のイネの苗…苗代です。
箱ではなく田んぼ利用のようです。


こちらは稲わら(刈草?)置場。
竹と木の枝で作られています。

道の左手にはカラムシの薮。
昔から繊維をとるため栽培されました。


少し行くと谷戸の低地は
一面のヨシの原に。
ここまでは開墾の手が届かない
ようです。
かわって左手には 
炭焼き小屋が見えてきました。
ずいぶんと警戒厳重…

足元にはノアザミが。


右下の緑の低地はこの先でどん詰まり。
奈良ばい谷戸の終点です。
道は写真右下から中央へ延びて
写真下部の白っぽい所は数年前まで
笹薮だった所です。
その先には
美しく咲くハコネウツギの大きな株と…
踏まれるだけで
誰も振り向いてくれないオオバコ


分岐を二つやり過ごして
切通しの坂を登り
ちょっと入ると…

こんな所に?と 
驚くほどの沢山のシャクナゲが。
花は終わりかけでしたが
盛期には見事なことでしょう。


道に戻ると薮陰にはフタリシズカ。
2012年5月の遠足にも登場しました。





こちらも再出演のアオオサムシ。
歩き方がなんかユーモラスです。


一度戻って
分岐を左へ南下します。
開けた曲がり角には
妙に木肌の艶めかしい
ホオの株立ちが。

コナラ(?)の大きな切株もあります。
年輪を数える人も。


ここの木は何故かみな
傾いています。
光を求めた結果でしょうか?

ウグイスカグラ
ハナイカダがありました。

やや行くと小野路城址。
道は二手に。


左へ折れると小町井戸。
小野小町が目を洗ったら治ったという、
伝説の湧き水。
水量は少ないですが
涸れることがないとか。
ここでオカタツナミソウ発見。
右へ登ると
お城の主郭あと。
小さな祠があります。


休憩を経て道を下って行くと…
「穴」がありました。
地面には木くずが散り、
掘ったばかりのようです。


舗装道に出るとすぐに菜園が。
ここのご主人はなかなかイキな方


すぐに萩生田牧場。
ここの牛さんは人懐っこく、
近づくと寄ってきてくれます。

道ばたにはクサイチゴの実が。

展望の開けた気持ち良い所で
ワンショット。

坂を下って小野神社の前を左折し…

16時15分、小野路宿里山交流館到着。
ここは2013年9月にできた施設。
旧旅籠を再現した作りになっています。
ここでお茶を一杯ご馳走になり

疲れた足を休めて解散となりました。
皆さんお疲れ様でした。(^^)/~




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